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医師転職支援について |
医師転職支援に関する情報提供をしております。尚、個別病院の詳細でなく、全体的な病院がおかれた状況をお伝えしております。 勤務体系・勤務内容・年俸など重要ですが、それ以上に重要なのは、先生方が今の病院の状況をどの様に捉えるのかが重要と考えております。医師転職支援に関する情報提供をしております。尚、個別病院の詳細でなく、全体的な病院がおかれた状況をお伝えしております。 勤務体系・勤務内容・年俸など重要ですが、それ以上に重要なのは、先生方が今の病院の状況をどの様に捉えるのかが重要と考えております。
当サイトの医師募集情報は、病院の求人情報を羅列するのでなく、基本的には医師募集のキーワードとなる求人事項や背景など、少し違う角度からサイトを構築しております。
求人サイトの多くは、病院の概要である地域や診療科目及びベット数や急性期なのか慢性期なのか?また医療機器の種類や学会の認定施設になっているのかなどでしょう。また病院の勤務体系である当直の有無や週に何日勤務するのか?また休み・休暇や学会の規定などでしょうか。それとそれに見合う年俸でしょう。
あとは実際に勤務する内容でしょう。消化器内科の医師であれば当然のこととして、上部消化管内視鏡や下部内視鏡についてのDuty、また外来単位数、主治医としての受け持ち患者数など、その他細かい事を数えるときりが無いですが、様々のことが挙げられるでしょう。
尚、以前からあったかも知れませんが、ここ最近の流れは、医師と医師同士の喧嘩(いがみ合い)等が非常に多くなってきていると思っていますが、特に消化器内科と消化器外科の領域争いも多発してきており、実際にそれが原因で一方が退職する事にもなっています。
消化器系だけでなく、麻酔科医と消化器外科医、麻酔科医と脳神経外科医、循環器科医と心臓血管外科医、小児科医と皮膚科医、絡みのある診療科は何かしら揉め事があるのではないでしょうか。逆にそれだけプロ意識と縄張り争いがそのような事をさせているのでしょう。
さらに医師と看護師、医師と事務方、医師と医療専門職、同じ診療科の医師同士など、チーム医療とは少しかけ離れている感じもしますが、事実としてもめ事が起こっています。
つきましては、当サイトは個別の病院についてのコメントは差し控えた上で、一般的及び特殊な例も含めて医師募集の状況をつぶさにお伝えする所存です。
医師の勤務様々情報
医師転職活動
【病院の立場】
病院が医師を募集する内容については、医師不足の原因が一番の理由ですが、医師不足の理由、それ以外の理由としてなぜ病院が医師を招聘するのか?
1. 開業ラッシュがもたらしたもの
定年退職、気力・体力の低下もあるでしょうが、最近では開業ラッシュのために丁度中堅医師が不在になり、それがさらに勤務医師を激務にしており、精神的・肉体的に勤務医師を辞める傾向に拍車がかかっている。特に急性期病院では顕著に証明されています。
2. 医療情勢の変化
国が決める診療報酬などにより経営は常に先を見た経営が必要で、最近では特に介護療養型の廃止に伴う制度や看護基準変更による看護師の争奪戦など、病院を取り巻く環境は厳しさを増しています。尚、今後は療養型での勤務は重症患者を診ることが多くなり、勤務は激しさを増しております。
3. 病院の体制変化
病院が買収されたり買収したりし、医療分野以外から企業の進出がさらに増えてきており、医師の勤務は、さらに経営を前面に出した企業が運営をすることになり、厳しさを増すのではないでしょうか医師の立場は、企業から見ると1サラリーマンとしてしかない。そのような状況になる可能性はあります。
4. 都会への医師の集中
特に東京23区内・大阪市内・名古屋市内など都会に集中する傾向があり、便利な都会に医師が集中することは仕方がないにしても、少し離れた地域、(ここでは慢性的に医師が不足気味の東北地区などをさいてはいません。)東京23区以外、大阪市以外および名古屋市以外では、余り医師が集まらない傾向です。都会と云ってもさらに局地的かもしれません。
5. 女性医師の増加
女性医師の増加。3人に1人は女性医師。結婚退職、それに伴う育児期間により、医師としての仕事はできない状況です。ただ最近は、資本力のある広域医療法人やその他公務員系の病院では、非常勤医師として、女性医師の働きやすさをアピールしている病院も出てきました。ただまだまだ少なく女性を重要な戦力としていかに病院の魅力を高めるのか、今後に期待されることです。
6. 臨床研修医制度がもたらしたこと
臨床研修医制度により医局の力が弱まったのは間違いないでしょう。研修医にとっては今までは大学に残り博士号をとるまでは大学に残る医師もいましたが、最近は専門医を取ることが重要と判断し大学には残らない医師が増え、さらに研修医自身が都会に集まる傾向です。このため大学には医師がいない状況で、地域医療を担ってきた医局派遣が厳しさを増しているのが現状です。地方の市民病院では医師不在のため病院を売る計画のところも出てきており、今まで派遣だけで医師を賄ってきた病院では相当厳しさを増しています。
7. 診療科による医師偏在
医療技術の進歩により大病院では、医師の専門分化が進み、その専門分野を診る医師が少ないのではないでしょうか。間違いなく専門分化された病院では、常に医師は不足傾向でしょう。また原因は定かではないですが、ここ最近の医療事故がもたらす医療訴訟で、医師として今までに患者のためにしてきたことが、と云う思いの医師もおられ、臨床現場で勤務する医師のモチベーションを下げ、ある病院ではオペをすることは大病院であり地域の病院ではオペをしないことが重要と述べられています。特に若き医師は訴訟になりやすい診療科目を選択しない傾向が伺えます。またある大学医局では、外科系の医師の入局が極端に少なくなってきているのが現状です。
8. お医者様の時代から医者の時代。敬う気持ちが患者には無い
昔の医師像(昭和40年代以前)について聞くと、かかりつけ医師の絶大なる信頼と信用、社会的にステータスの高い、雲の上の人種と捉えられていた時期も合ったみたいです。確かに一流大学を出て、相当な勉強をしたからこそ医師免許をとられたのは事実ですが、社会的な風潮が、お医者様から医者へと変化し、昔の様にはお医者様として敬うような気持ちは非常に少なくなっているのが現状ではないでしょうか。
9. 医師人員配置の許可基準である人数合わせの時代から医師選択の時代へ
一般病床16:1、療養病床48:1の許可基準。さらに外来人数等係わる場合がございますが、都会では徐々にですが、医師不足というより、医師充足度が高くなっている病院等が出てきております。より良い病院、判断基準は別にしまして、私が思うに働きやすい病院ほど充足感があるように思います。また病院の医師招聘担当者より、「何科でもいいから医師を紹介してほしい」このような依頼は以前は多くあった記憶があるのですが、最近はこのような依頼も少なくなってきており、依頼があったとしても、結構早い段階で医師招聘をされている様です。尚、最後に病院は今や生き残るための準備に入っている状況で、医師が充足している病院でも、今勤務している医師を入れ替えたい。公には出来ないが、よい先生の紹介してほしい。このような病院は、常に活性化されることを目的にしているのでなく、医師の入れ替えにより、さらに経営を磐石名ものへと変えようと思っているのが背景でしょう。
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